女一匹異世界奮闘記/小説家になろう感想

 旧ブログから転載。一部修正。

 たしかこの作品はなろうで「女主人公」というキーワードで検索かけて見つけたはずです。うろ覚えなのですが、読んだ時期は2014年ごろだったような気がします。福笑い・タマタマ・イカのポーズ(迫真)のギャグセンスにやられてせっせとチェックを開始した……という経緯です。しょーもないギャグのセンスが大好きです。

 以降の内容はネタバレを含んでいます。ご覧のかたはご了承ください。

女一匹異世界奮闘記/ぼんぼん さん

主人公(女)のドタバタ物語。いわゆる魔法でドーン、とかはほぼありません。主人公は概ね普通(残念仕様)です。チート?なにそれおいしいの?な主人公が、運と無駄に多めな好奇心でがんばったりします。周りの人々が、否応なくそれに巻き込まれていく様が不憫です。

小説家になろう あらすじより

 かわゆいウルトラマリン色のミニクーパーに乗りこんで、空港まで父親を迎えに行ったアン(ちょっとヒトよりみえっぱりで、ちょっとヒトより凹凸の少なめな23歳)。ところがドッコイ、空港の駐車場で彼女は熱中症に倒れてしまう。目を覚ましたそこは、得体のしれない草原……。からはじまる異世界迷い込み冒険記。

 草原に迷い込んだと思ったら、美少年が現れた! と思ったら美少年に足枷をはめられた!! と思ったら奴隷商人に売られた!!! と思ったら……という怒涛の展開がテンポよく続くのですが、この怒涛の展開よりもさらに衝撃的なのが、主人公アンの言動w

 本家本元のあらすじにも書いてらっしゃいますが、残念仕様……というのが、マジで残念仕様です。トキメキもドキドキも、すべて尾篭でお下劣な笑いに押し流されてゆくこの衝撃!(←褒めてます)

 この作品、とにかく、主人公のアンがかわいい! かわいいっていうか……面白いというかw 熱中症か~ら~の~異世界迷い込みで、右も左も分からないし、へんな男たちに絡まれるしで、冒頭からかなりさんざんな目にあうアン。実は彼女は、パニクったときに頭の中および言動がワンダフル・ワールドになるという欠点があるんですけど、そのワンダフル・ワールドがいちいち絶妙なタイミングで炸裂するんですよ。そこで、そうくるか! みたいなw アンの予測不能な言動を、ハリス(本作のヒーローだ!多分)やレオ(本作の当て馬だ!w 多分…)の気持ちになって、読者もハラハラ見守るしかないのである……

 2016/02/28現在、連載途中のこの作品。物語はなんなしに佳境に入ってきたところで、いよいよボス戦間近な雰囲気です。アンたちは無事に脱出できるのか、ハリスは再登場できるのか(…)、レオは本当に若ハゲなのか(……)、今後が見逃せない!


 そして現在は2019/08/24であります。本作は上記の感想記事のあと更新がないのですが、卓越したギャグセンスが忘れられず、今もたびたび訪れてしまうのです。