旧ブログからの転載です。一部修正。
見つけた経緯について。ずいぶん昔に、WanNe(Wandering Network / 小説検索サイト。なろう台頭前の2010年前後あたりでとてもお世話になりました)で読んだタイトルど忘れ作品を、もしかして小説家になろうにあったりしないかな~っと思いたち、「召喚 黒」(←なんかそんな話だった)で検索をかけているときに、せらひかりさん作の「見習い召喚士と黒色のアルビバランテ」を引っ掛けて、読んだらそれがすご~く面白くて、こりゃ作者読みするしかない! っということで順番に読んでいたところ、このお話が一番萌えましたので、感想を書いた次第であります。せらひかりさんの作品、どれも面白くてオススメ\(^o^)/ もともと探していた作品はとうとう見つからずじまいなんだけど/(^o^)\アー
以降の内容はネタバレを含んでいます。ご覧のかたはご了承ください。
見狼伝~ましろき獣の駆けるとき~/せらひかり さん
ときどき狼の耳と尾を生やしてしまう、ましろ。それが原因で人里を離れ、母と二人で、山で暮らしていた。最近、織物を売りに出かけた母が戻らず、不安な日々を送っている。ある日、ましろは人のように話す白狼と出会う。 また、山中で怪しい男と遭遇し。
小説家になろう あらすじより
ときどき狼の耳と尾が生えてしまう、さみしい人間(?)の女の子ましろと、ときどき人間みたいな、やさしい狼おにいさんシロの、モコモコほのぼの山暮らし。ところが、寂しいような心温まるような交流は、いかけられる矢羽の雨で終りを告げる。人と狼のあいまを行き来するうちに、ましろが選んだ居場所とは…… っという雰囲気の物語です。
オオカミ少女(ほぼ人間)とオオカミ男(ほぼ狼)のフワフワモコモコ・ストーリーです。白露王がちょっとものすごくカワユイ……犯罪的にかわいい……!! ましろも、ときどき(しょっちゅう?)、白露王が持つ魔性のかわいらしさにグラついているw ヒロイン&ヒーローがダブルでカワイイという素晴らしいお話です。
白露王をとりまくとぼけた味わいの群れの狼も、これまたかわいい。特に序盤は、もう、読んでも読んでも、かわいいモノたちがこれでもか~これでもか~とどっさり出てきて、もうお腹の中まで毛だらけ、お腹いっぱい、みたいな感じです(どんな感じだ)。
そのカワイイ攻勢のさなか、ふとした拍子に混ざりこんでくる、えもいわれぬさびしさ、一人で夜に眠り、ふとんの中で冷えた足をすり合わせて、そして一人で朝目が覚めて……、みたいな、家族と離れてしまったましろの孤独が、もうたまらない……。こんな状態であんなふわふわもこもこが優しくすりよってきたら、もうね、ダメですよね。また白露王の優しくするタイミングと、優しくしない(?)オトボケのタイミングが絶妙でね……ましろドンマイ!笑
この物語は、私の萌え萌えポイントをピンポイントでズドンズドンを刺してきました。もう、ほんと、すげ~もえます。白露王とましろが可愛いです。妹扱いのくだりが最高です。
- 突然登場して突然の妹扱い
- 妹かもしれないから優しいの?
- あ、やっぱり妹じゃないの? え、妹なの? 妹じゃないの??
- 妹じゃなくても優しくするのぉ~~~~???(やめろ)
ご飯食べてるかって心配するところとか、怪我してないかって気に掛けるところとか、たまらなくもえます……モエモエ